2011年11月11日金曜日

課題6:一般動詞の文(一般動詞の5つの形、助動詞)

課題は毎週金曜日午後3時(日本時間)に投稿します。

◎常に「冠詞」を意識して英文を読む。
◎常に「語順」を意識して英文を作る(話す・書く)。

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今週の課題:
一般動詞を使って肯定文・否定文・疑問文が作れるようになる (テキスト54~75ページ)

テキストにもなんども書かれていますが、語順(特に疑問文)に注意してください。

補足1:一般動詞の5つの形
補足2:助動詞

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補足1:一般動詞の5つの形

課題4では be 動詞の5つの形を学びましたが、一般動詞にも5つの形があります。

今後、このコースでは動詞のこれらの5つの形を数字で呼ぶことにします。例えば、 「動詞の原形」と言いたい時は、「動詞の①(の形)」と示します。同じように「動詞の過去形」の時は「動詞の③」と示すようにします。ただ一応それぞれの名前は覚えておいた方がいいと思います。

① call
② call/calls (①と同じ形と、①+ s の形)※
③ called (①+ ed の形)
④ calling (①+ ing の形)
⑤ called (③と同じ形)
※主語が「3人称単数以外用」( call )と「3人称単数用」( calls )の2つの形があります。

が一般動詞の基本の5形ですが、

① go
② go/goes ( go/gos ではない)
③ went ( goed ではない)
④ going
⑤ gone (goed/went ではない)

① joke
② joke/jokes
③ joked ( jokeed ではない
④ joking ( jokeing ではない)
⑤ joked (jokeed ではない)

などのように不規則な動詞もたくさんあります。これらの不規則性にいくつか法則はありますが、日常会話で使われる不規則な基礎動詞は150個くらい(「不規則動詞」で検索)ですので、法則を覚えるよりそれぞれの5形を覚えてしまった方が早いと思います。辞書には不規則な形をとる場合は必ずそれらの形が書かれてありますので、新しい動詞を調べる時は、その動詞の5形もきちんと確認しましょう。

be 動詞はもっとも不規則な動詞といえます。

① be
② am/are/is
③ was/were
④ being
⑤ been

be 動詞は、①と②の形が違う唯一の動詞です。一般動詞の①と②の「3人称単数以外用」は例外なく同じ形をしています(まぎらわしいので使い方に注意してください)。

be 動詞の②には am (1人称単数用)、 are (2人称単数と1,2,3人称複数用)、is (3人称用単数)と3つ形がある唯一の動詞です。一般動詞は例外なく、「3人称単数以外用」( call, go, joke )と「3人称単数用」( calls, goes, jokes )の2つの形しかありません。(人称については課題5参照)

また be 動詞は唯一2つ③の形( was/were )がある動詞です。一般動詞は例外なく1つしかありません。


補足2:助動詞(じょどうし)

英語では、動詞だけで文章(の述語)を作っていると考えるより、常に動詞と助動詞を組み合わせて文(の述語)を作っていると考えた方が文法的にはわかりやすいと思います。

日本語では、「食べる」「食べた」「食べるだろう」「食べている」「食べたことがある」「食べられる」「食べるべき」などと動詞(述語)の後ろを変えることでいろいろな表現ができますが、英語では動詞の後ろを変えるのではなく、助動詞と動詞の5形(厳密に言えば①、④、⑤の3つ形)のいずれかを組み合わせていろいろな表現をします。

「食べる」= do/does eat (助動詞 do/does + 動詞の①の形)
「食べた」= did eat (助動詞 did + ①)
「食べるだろう」= will eat (助動詞 will + ①)
「食べている」=am/are/is eating (助動詞 am/are/is + ④)
「食べたことがある」=have/has eaten (助動詞 have/has + ⑤)
「食べられる」= can eat (助動詞 can + ①)
「食べるべき」= should eat (助動詞 should + ①)

※ do は「する」という意味の「動詞」で使うことはみなさんよく知っていると思いますが、「現在の状態・事実・習慣」(例:「私はSMAPが好きです。」「太陽は東から上ります。」「私は毎朝ミルクを飲みます。」)を言う時の「助動詞」としての役割もあることも覚えておいてください。助動詞としての役割もある動詞は、do、be と have の3つだけです。

ただし、テキストでも説明してあるように、肯定文に限り「 do/does + ①」の組み合わせは動詞の②の形で省略してしまうのが一般的です。

I do like(①)SMAP. → I like(②) SMAP.
The sun does rise(①) in the east. → The sun rises(②) in the east.
I do drink(①) milk every morning. → I drink(②) milk every morning.
I do(助動詞) do(①)my homework in the morning. → I do(②)my homework in the morning.
Tom does(助動詞) do(①)his homework in the morning. → Tom does(②)his homework in the morning.

※過去の行為を言う時に使う「 did + ①」の組み合わせも動詞の③の形に省略するのが一般的ですが、その他の組み合わせに「省略形」はありません。必ず助動詞と動詞を組み合わせて文章(の述語)を作ります。「 do/does + ①」と「 did + ①」に、例外的に省略形があるだけです。

肯定文では「 do/does + ①」は省略可能ですが、否定文や疑問文では do/does + ①の形に戻して作らなければいけません。

I do not like(①) SMAP.
The sun does not rise(①) in the east.
I do not drink(①) milk every morning.
I do(助動詞) not do(①) my homework in the morning.
Tom does(助動詞) not do(①) his homework in the morning.

Do you like(①) SMAP?
Does the sun rise(①) in the east?
Do you drink(①) milk every morning?
Do(助動詞) you do(①) your homework in the morning?
Does(助動詞) Tom do(①) his homework in the morning?


課題4, 5で学んだ be 動詞の文章でも「助動詞(じょどうし)」がでてきませんでしたが、be 動詞が例外であると考えてください。また be 動詞の場合 do/does + be(①)が am/are/is(②)の形に省略させているわけではありませんので、

I am(②) happy. → I do be(①) happy. (×)
I am(②) not happy. → I do not be(①) happy. (×)
Tom is(②) happy. → Tom does be(①) happy. (×)
Is(②) Tom happy? → Does Tom be(①) happy? (×)

などとは決して言いません。

be 動詞の文(肯定文・否定文・疑問文)と一般動詞の文(肯定文・否定文・疑問文)の作り方の違いをきちんと整理しましょう!



確認しましょう!「文法ノート」にまとめてみましょう!
★「一般動詞」とはどんな動詞のことですか?
★テキスト55, 56ページの動詞で5形が不規則な動詞はどれですか?それらの5形は言えますか?
★動詞の5つの形の「名前」は言えますか?(①は「原形」、②は・・)
★一般動詞の②の形は2つありますが、どのように使いわけますか?
★一般動詞の①の形と②の形(「3人称単数以外用)は同じ形をしていますが、それぞれどのように文の中で使いますか?
★助動詞としての役割がある動詞(3つ)はどれですか?
★「 do/does + ①」の組み合わせ(またはその省略版である動詞の②の形)は何を(どのようなことを)言いたいときに使いますか? 
★be 動詞の文(肯定文・否定文・疑問文)と一般動詞の文(肯定文・否定文・疑問文)の作り方の違いはなんですか?それぞれ例をあげて説明できますか?



それでは課題をがんばってください。質問お待ちしています。課題の質問に対する答えがあっているかどうかの投稿でもかまいません。

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